デザイン住宅・究極のオリジナル住宅

設計

デザイン住宅は、間取りなどのスペース、内装、外観など、家のすべてをひとつのテーマの下に作り上げる究極のオリジナル住宅です。フルオーダーの注文住宅のように、自身の趣味やライフスタイルを反映させることはもちろんですが、さらに突っ込んで斬新なデザインを取り入れたり、建築家にデザインしてもらったりと、とにかく自由な発想で家を建てる。それがデザイン住宅のコンセプトです。

デザイン住宅を建てる方法

キッチン

しかし、自由な発想で、自由に家をデザインすると言っても、ずぶの素人にそんな大それたことができるわけがありません。だからといってあきらめる必要もありません。素人でもセンスにあふれ、なお且つ暮らしやすいデザイン住宅を建てることは可能です。

家は一般的な日本人にとっては、一生の内、そう何回も購入するものでもありません。好きなもの、こだわれるもの、個性的なもの、家はとにかく愛着のわくものでなくてはなりません。

デザイン住宅は、そんな家づくりにぴったりです。思い切り夢を見て、その夢をデザインしてください。夢は大きければ大きいほどいいでしょう。大丈夫、実現できないことは工務店や建築家が止めてくれます。デザイン住宅は、当然ながら、自分だけで作れるものではありません。工務店のスタッフや建築家といった方々とともに作り上げる究極のオリジナル住宅です。

なぜ今、デザイン住宅なのか

窓が大きく開放的な家

デザイン住宅は、フルオーダーの注文住宅のように、自分のこだわりや個性を落とし込んで家をつくることができます。デザイン住宅は、その「デザイン」という言葉から、何かルックス先行的なイメージがありますが、それは違います。デザインはもちろん魅力ある外観に貢献しますが、基本的には個性の表現です。ルックスと同時に暮らしやすさが備わっていなければ住宅とは言えません。個とライフスタイルが凝縮された家こそが、デザイン住宅と呼ぶにふさわしい家なのです。

日本は昔から個よりも集団を重視する風潮がありました。それは日本の歴史や風土により養われてきたものであり、とても大切なことではありますが、それ故、個性の欠如が叫ばれてきたことも事実です。

時代は変わりつつあります。

個性的であることを嫌う若者は多いようですが、少なくとも家を建てる世代の人間の多くが、自分の個性に自信を持っているようです。趣味を形にした家、海外の文化への憧れ、人それぞれ好きなことがあると思います。個性的なデザイン住宅は、時代が求めていたものでもあるのです。

デザイン住宅の特徴と形

可愛らしい茅葺屋根の家

デザイン住宅は、オリジナルの家です。そのため個性的であることはデザイン住宅の条件です。また、ひとつの一貫したテーマがあることも条件になります。これらの条件に、建材や間取り、設備へのこだわりと住みやすさが加わるとデザイン住宅ができあがります。

デザイン住宅はテーマを持ってつくる。では、たとえばどんなテーマのデザイン住宅が作られているのでしょうか?

海外の家の要素をデザインに取り入れる方はひじょうに多いようです。プロバンス等の南欧風エッセンスを取り入れた住宅。温かみのある北欧スタイルのようなカラー。また、「和洋」や「アーリーアメリカンとヨーロピアンのいいとこどり」のような家もあります。とにかくひとつのテーマを持って、自分の好みやこだわりを工務店や建築家に伝えることで、家を形にしていきましょう。

工務店選びが重要

大工

ひとつのテーマを持ってデザインするデザイン住宅ですが、それを理解してくれる人がいないことには、その家を形にすることはできません。

頭に描いたとおりの家を作るには、そのイメージを理解してくれる工務店の存在が不可欠です。

イメージを伝えるためにやれること

自分が思い描くデザイン住宅のイメージを他の人に理解してもらうために、そのイメージを視覚的に明確にしましょう。画像です。インターネットにはたくさんの画像があります。ネットサーフィンしながら「これ!」といった画像をダウンロード、ストックしておくといいでしょう。ホームデコールなどを中心に取り扱う雑誌から画像を切り抜いてもいいでしょう。

インターネットメディアでもそうですが、視覚に訴える画像は、文章よりも「伝える力」を持っています。画像を集めて、自分の中でもデザイン住宅のイメージが固まったら、いよいよ工務店選びです。

近隣エリアで工務店選び

個性的で、デザイン性に富み、しかも住みやすい家をつくる。大手ハウスメーカーが不得意な分野の仕事をしてくれるのが、特定のエリアを中心にビジネスを展開している工務店です。

最近の工務店は、業務の形態も多様化しています。設計をメインにしている業者から、施工を専門にしている業者、大手ハウスメーカーの下請け業者など、分野も得意な仕事も異なります。さらに注文住宅を多く手がけている業者でも、特定の得意なスタイルを持っている場合もあります。ホームページなどを参考に、近いイメージの家づくりをしている工務店や設計士さんを探してみるといいでしょう。

デザイン住宅を建てる費用

ブタの貯金箱

家は大きな買い物です。お金に困ることはないという人なら兎も角ですが、その値段は気になるところでしょう。デザイン住宅は、こだわり抜いてつくりあげる特別な家です。さぞかし値段も高いのではと考えがちですが、そういうわけでもありません。値段もさまざまです。1500万円で建てられるデザイン住宅もあれば、4000万円、5000万円という家もあります。ただ、一般的な住宅同様、あまりにも安すぎる場合は注意しましょう。安い物には安いわけがあります。

今一度、デザイン住宅の「暮らしやすさ」

デザインキッチン

既に触れた通り、デザイン住宅にとって、デザイン性や独創性と同時に「暮らしやすさ」という要素は外すことができません。デザインが日々の生活の妨げになってしまうのでは、住宅として認められません。住む人が動きやすいこと。メンテナンスがしやすいこと。デザインが生活の一部になることが理想です。

デザイン住宅のメリットとデメリット

一軒家を改築したバー

デザイン住宅は、ひとつのテーマに基づいて建てられる特別な住宅ですが、「オリジナルの家」という以外にもメリットがあります。

メリット・狭い土地でも建てられる

デザイン住宅には、ハウスメーカーが建てる一般住宅のように規格が存在しません。規格がないので、たとえば狭い土地や特殊な形状をした土地にも、うまく合わせて家を建てることが可能です。

メリット・コストの調整幅が広い

こだわりのデザインでつくるデザイン住宅は、すでに触れた通り、費用がかさむと考えがちですが、実は調整幅が広く、意外にお金がかからないというケースは少なくないようです。設備や建材の選択肢を吟味することで、コストを削減することができます。

デメリット・時間がかかる

デザイン住宅は、住む人と工務店や建築家が一から作り上げる家なので、多くの打ち合わせをこなす必要があります。そうしてひとつのテーマがある、個性的で実用的な家を完成させます。そのプロセスは、貴重な経験であり、今後の人生の糧にもなりますので、「デメリット」と言ってしまうのは心苦しいのですが、やはり一般的な住宅と比較すると、完成・入居するまでには、それ相応の時間がかかります。

デザイン住宅は理想の家

家と星空

一貫したテーマに基づいて建てられるデザイン住宅は、自分のお気に入りを表現することのできる理想の家です。デザインがデザインとして独立するのではなく、生活の一部になる。究極のオリジナルは、世界にひとつだけの「我が家」です。